歯周病予防・治療
- HOME
- 歯周病予防・治療
歯周病予防・治療で健康な体つくりを
歯周病とは、口腔内細菌の感染によって引き起こされる慢性の炎症性疾患で、細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている顎の骨を溶かしていく病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないと、そこに多くの細菌が停滞し、歯肉が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりします。ほとんどの場合、痛みをともなうことは少ないです。歯周病が進行すると、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の境目が深くなります。そうすると、歯を支える土台となる顎の骨が溶けて歯がぐらつくようになり、抜歯をしなければいけないほど症状が進行することもあります。
口腔内にはおよそ500種類の細菌が住んでいます。不十分なブラッシングや砂糖の過剰な摂取などが原因で、細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。これをプラーク(歯垢)と言い、プラーク1ミリグラム中に約10億個の細菌が存在します。プラークは粘着性が強いので、歯に付くとうがい程度では落ちません。放置すると硬くなり、歯石と言われる物質に変化し、表面に強固に付着します。歯石は歯磨きでは取り除くことができません。また、歯石の中や歯石の周囲に更に細菌が入り込んで、歯周病を進行させる毒素を出します。
子どもたちは歯周病(歯槽膿漏)になる予備軍なのです。また、年齢が高くなるにつれ歯周病も増えてきています。15~24歳の3人に2人、25~34歳の4人に3人が歯肉炎に、そして45~84歳になるとそのピークは55歳前後で、同時に歯周炎で困っている人も多くなっています。「体の健康はお口から」と言われているようにお口の健康は全身の健康に大きく影響を及ぼします。今のあなたのお口のチェックをしてみませんか?
歯周病チェック
このような症状は起きていませんか?
- 歯茎が腫れている
- 歯磨きをすると血が滲み出てくる
- 食べ物が歯の間に挟まりやすい
- 最近口臭がきつくなったような気がする
- 口の中が粘ついたような感じがする
- 歯茎がかゆい感じがする
- 歯がぐらつく
- 歯ぐきから膿が出る
- 歯が伸びたように見える
もしかすると歯周病かもしれません。
初期の歯周病は自覚症状がほとんどないからこそ早期発見で迅速な治療が必要です。
早期発見ができていれば、歯医者での治療や自宅でのセルフケアにより、なお薄ことが可能です。重度の歯周病により、大切な歯を失うことのないように、上記のような症状が見られればお早めにご相談・診療ください。
歯の定期健診を歯科医院で受けるメリット
歯周病治療において定期検診は、虫歯や歯周病を初期の段階で発見することの他、治療部位が見つかった場合でも初期段階のため、治療にかかる時間と金額を少なく済ませることができます。また、歯周病治療後はクリーニングを行い、治療後のきれいなお口を保てることがメリットとして考えられます。歯は一生付き合っていく大切なものだから、定期健診で歯の健康を守って欲しいです。おおさわ歯科医院では、あなたのお口を守るパートナーとなるため、歯周病予防・治療に力を入れています。歯周病予防・治療をご検討の方お気軽にご来院下さい。